自分に不利なこと”は口にしない、想像しない!

サバを食べてジンマシンになった人は、その後はサバを見ただけでも
ジンマシンになる。潜在意識は何も忘れることがないからだ。

私の教え子がこんな話をしてくれました。
「私はゼリーが食べられません。とても口に入らないのです。

皆さんがおいしそうに食べているのに。
ところが最近、祖母からそのわけを聞きました。

私は、子供の頃はとてもゼリーが好きだったんだそうです。

そしてある時、あまりそれを食べすぎて、
ひどい下痢がなかなか治まらなかったそうです。

それ以来ゼリーを食べなくなつたんだよ、
と祖母は言うのです。

しかし不思議ですねぇ、そんなこと、
私はちっとも覚えていなかったのに
そうです。潜在意識は意識する心がすっかり忘れていても、
覚えているのです。

サバを食べて中毒になったことを、
体を支配している潜在意識はちゃんと知っていて、
目にサバが見えたとたんに、防御反応を起こさせるのです。

あなたの潜在意識は一日二十四時間、
休みなしに働きつづけていて、一度受け入れたことは
決して忘れずにあなたを絶えず作り換えているのです。

ですから、潜在意識に命令する時、つまり何かを断定する時、
自分に不利なことを言つてはいけません。

「私はコ—ヒーを飲むと朝三時まで眠れない」と
言った人は、潜在意識に「私の体を朝三時まで眠れぬように
しておけ」と命令するのと同じことなのですから、
そういう人は朝三時まで興奮して眠れないことになります。

同じように「私は金には縁がない」と言う人は、
自分を貧乏にするようにと潜在意識に命令しているのと
同じことになります。

このように休むことを知らず、
夜も昼も働きずくめの潜在意識を自分の
利益になるように働かせるのが、あなた
の意識する心のつとめなのです。